先を読む力(先見力)を身につけるための経済学!経済を学べるおすすめ本9選
2017/11/12
ビジネスパーソンは、誰しも経済通である必要があります。経済動向を見極める目がないと計画を立てることもできません。また、先見の目がなければ的外れな展望を描いてしまいます。
目次
これだけは読みたい必読本3冊
まずは、ここでおすすめする3冊から読んでみてはいかがでしょうか。
経済学入門
経済初心者が幅広く経済学の理論を学ぶのに最適の入門書がこの本です。そもそも経済学とは?という「経済学の定義」から始まる本書は、大学で学ぶ経済学の内容が網羅されています。
現在も大学の教科書として使用されている信頼できる1冊です。経済を勉強したいけれど、何から読んだらいいかわからないという方は、ぜひこの本から読んでみられることをおすすめします。
いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ
マクロ経済を確立したケインズと「イノベーション」の理論を構築し、ケインズの強烈な批判を行なったのがシュンペーターです。この本では、20世紀を代表する経済学の2大巨頭の理論をわかりやすく解説するとともに、混乱する現代の経済危機に生かすことのできる気づきを与えてくれます。
成長の限界 人類の選択
今では、経済成長と地球環境の問題は切っても切り離せない関係にあります。その関係について深く考察したのがこの本です。この本の中で、コンピュータシュミレーションを用いて、世界がどのように発展して行くのかという予測を行なっています。残された原生林、石油生産量、水中の酸素濃度、温暖化ガスの濃度など数多くのデータが提示さており、現状を数値的に考察することができます。
合わせて読みたい経済を学ぶ6冊
サムエルソン 経済学
市場主義を肯定しながら、ケインズ経済学に基づく財政経済政策も重要視しているのが、サムエルソンの経済学であり、経済の実態に極めて則しています。
雇用、利子および貨幣の一般理論
不況期における有効需要の重要性を説いた古典的な名著としてしられる1冊です。近年においては、軽視される傾向にあったケインズ経済学ですが、金融危機を境に改めて脚光を浴びています。
経済発展の理論
資本主義の原動力は、イノベーションであると説いたことで有名なシュンペーターであり、今の経済のベースとも言える考え方のなので、ぜひ押さえておきたい1冊です。
この本に関しては、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
暴走する資本主義
投機によって大きな利益を得る投資家がいる一方で、市民や労働者はないがしろにされる。そんな資本主義の負の側面をこの本では、指摘しています。今後の資本主義がどうあるべきかを考えさせる1冊です。
市場には心がない
アメリカに頼り切った経済からの脱却と、成長を前提としない改革を提言しており、市場原理主義への警鐘を鳴らしています。
知識ゼロからの経済学
有名な島耕作のイラストが随所に使用されており、漫画を読むような感覚で、すぐに読めてしまう経済学の入門書です。堅い本は、ちょっと苦手という方はこの本から始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?読んでみたい!と思う本は見つかりましたか?
最近は、AIやブロックチェーンなどの新しい技術が登場し、経済学という知識だけでなく、思考力が大事です。思考力に関する本も紹介していますので、ご興味があれば読んでみてください。