稼げる20代は、スキルよりもセンスを磨け!今日からセンスを君の武器にしよう(石渡晃一 著)
「なんでそんなにセンスないの?」
「センスいいなぁ〜」
こんな言葉をあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
センスが良くなりたい!と思うものの、センスがいいって具体的にどういうことなのでしょうか?
あなたは、「センスがいい」ということを明確に定義できますか?
もし、定義できなければ、「センスが良くなる」ということを目指すのは難しいと思います。
センスが良くなりたいけど、どうすればいいのだろう?と思った方は、是非今回紹介する本を読んでみてください。今回紹介する本は、石渡晃一さんの「今日からセンスを君の武器にしよう」です。
この本は、「ほとんどのビジネス書が触れない、センスの話」。
スキルの罠
巷には、たくさんのスキルが溢れていると思いませんか?
例えば、仕事のスキル、これは会社であれば先輩が教えてくれるかもしれない。資格などであれば、通信教育やセミナーで学ぶことができます。
スキルには教科書やマニュアルがあり、それに従って根気よく学ぶことができれば、ほとんどの方が身につけることができるものです。
そして、このスキルの大きな利点は、目に見えて評価がしやすいということです。そして、それこそが「スキルの罠」と著者は言っています。
そして、これらの「スキル」と呼ばれるものは、今後AIによって代替されて行くでしょう。マニュアルになるということは、手順ややり方が明確であるということなので、そういったことはAIの得意分野です。
AIや今後の仕事の移り変わりなどについては、こちらも一緒に読んでみてください。
「〇〇さんって、なんでもそつなくこなすのに、なんだかパッとしないよね」
これが、センスの正体。
著者によれば、センスを磨けば「人生がおもしろおかしくなり、あなたの夢を叶える武器になってくれる」ということです。
センスを磨くために必要な時間とは
人生を豊かにするための武器になるのであれば、あなたもセンスを磨きたいと思いますよね?
ただ、センスを磨くためには、長い時間とお金と労力をかけて自分で気づき、経験して行く中で徐々に磨かれて行くものです。
できれば、すぐにでもセンスを磨きたい!
この本では石渡さんが経験などをもとに具体的に紹介してくれているので、この本を読み終わった瞬間からセンスがアップしています!
様々なセンスの磨き方
この本では、3つのパートでそれぞれのセンスの磨き方について説明しています。
- センスのある情報の集め方
- センスを磨くとは 選ぶ力を磨くこと
- センスのある伝え方
この中から私なりに面白かったものを2つほど紹介したいと思います。
昨日の新聞から学ぶこと
石渡さんは、昨日の新聞を読み返すことがあるそうです。さらに、記事を読みながら考えたことを赤ペンでどんどん新聞に書き込む。
インプットとアウトプットを同時に行うことで相互作用を得ることができるそうです。ビジネス書を読むときも、本にどんどん赤ペンを入れ「脳みそに汗をかくこと」を積極的にしているそうです。
インプットとアウトプットに関する本は、こちらの本がオススメです。
立ち読みでは済ませない
石渡さんの本の選び方は、目次、表紙、内容をパッとみて買う。その本を手に取ったことが運命であり、だいたいピンと来たものためになることが多いし、失敗しても本の見極め方がわかるという考え方です。
石渡さんもこの章で言っていますが、「いい本は、著者が一生かけて得た知恵の結晶」。これを1000円前後で帰るのは安すぎる。読書というのは、本当に効率のいい投資だと思います。
まとめ
この本では、コピーライターの石渡さんならでわのセンスの磨き方が詰まっていると思います。コピーを書く際の話も出て来ますが、1本のコピーを作るのに1000本は書くそうです。センスを磨くということにも共通しますが、数というのは大事だと思います。
センスを磨くための方向性を決めたら、あとはひたすら磨く回数が大事だなと思います。
「センスを磨きたい!」と思っている方は、是非一度読んでみてください。